数年前から新型コロナウイルスが流行し始め、人と接触することさえ制限が出始め男女の出会いも圧倒的に少なくなりました。そんななか、婚活のひとつでマッチングアプリが注目され、「マッチングアプリ婚」という言葉も出てきています。
私はコロナよりはるか前から実はマッチングアプリを利用していました。一時期ですが結婚したい熱が収まらず、「マッチングアプリ」、「婚活パーティー」に1人で足しげく通い、活動しておりました。
今回は余談的にその時の体験談を語ろうかと思います。
何がきっかけだったのか
一番のきっかけはシングルマザーであることを馬鹿にされるような言葉を浴びせられたのがきっかけでした。悔し泣きを一通りしてのち、「じゃあ、結婚でもしてやろうじゃねーか」と思ったのがきっかけでした。なので、自分のためではないんですね。悔しさからです。これでは今思えばうまくいくわけないんです。
最初にしたこと
「婚活」「街コン」などのキーワードでネット検索をしまくりました。その中で、1対1や集団の婚活パーティー(オトコン、PartyPartyなど)に応募し、婚活アプリ(Omiai)に登録しました。
いざ婚活パーティーへ
まずは婚活パーティーへ。地方のためそんなに人は集まらないのではないかと思っていましたが、結構来ていました。
婚活パーティー体験談① ―サクラを疑い桜散るー
1対1の婚活パーティーに参加した時です。事前に何に気をつければよいか(服装など)真面目ですので予習していきました。いつもとは大違いの小奇麗な感じで向かいました。
駅前のビルの一室で行われました。予想していたのとは違い、オフィスのようなところで、衝立で区切られた席がいくつかあり、男性がぐるぐる回って女性とお話をするような感じでした。
内心ずいぶんおしゃれな身なりをしてきてしまったな。と思いながら、ある男性が隣にきました。
開口一番その男性は

ねえ、こういうところ慣れてるんじゃないの?
嫌味たらしく私に言ってきます。もちろん婚活の本当の初めての席です。

え???初めてなんですよ(困惑)。

え~。そんなことないでしょ、色んなところに行ってるんじゃないの?
どうやらこの男性は私のことを「サクラ」であると思ったみたいですね。何か以前にトラブルにでもあったのでしょうか。にしても初対面の相手にいきなり失礼すぎる。私はあっけにとられていましたが、なおさらお前は選ばねーよ。ということで違う方とマッチングさせていただきました。で、ここである男性とマッチングしたのです。
婚活パーティー体験談② ー地方であるがゆえの常識ー
マッチングした男性は私よりも結構年上。会話中は積極的にぐいぐい来る感じでした。パーティーの終盤で何人かに投票し、たまたまマッチングしたのです(第一候補の人には残念ながら振られました)。パーティー終了後男性とランチをしました。
色々な会話をしましたが、大手企業の社員であることをとてもアピールしておられました。へえーと思いながら聞いていました。休日何をしているか聞いたときのことです。

おれは車持ってないんですよ。免許はあるけど、実家のほうは都会だから車いらないし。

いや、今住んでるのはここだし(地方)なぁ…。実家が都会であることを強調されても。ってかゆくゆくはそっちに行くってこと???
なんと、免許は待っているがずっとペーパードライバーで車も持っていないとのこと。この地方で自家用車なしでどのように生活しているのか分かりません。じゃあもしよ、もしデートの時は私に運転しろってこと??都内であれば電車移動で全然暮らせますから気にはならないポイントですが、相手は私よりかなり年上の男性です。
うーむ。。。。むりだな。ここで終わりました。LINEは交換したのですが、そのあとのメッセージが大量。。。数日間毎日来るわ、来るわ。返信をするのも怖くなり未読スルーしてたら、相手がとうとう折れたようでした。
婚活パーティー体験談③ ー小さな嘘は大きな嘘にー
集団での婚活パーティーに参加した時のことです。まず最初に自分のプロフィールについてカードに記入し、1対1の会話を男性が回りながら女性とします。そのあとフリータイムに突入。会話の際はお互いのプロフィールを交換し見ながら会話します。
このパーティーである男性とマッチングしました。顔はタイプだったのでめっちゃうれしかったです。その後の会話でその男性の嘘が発覚します。お互いの誕生日について会話していた時のこと。

○○さんは何年生まれなんですか?

あー、俺はね○○年生まれ。

○○年というと…。(計算中)あれ?…。プロフィールの年齢と違う。
今○○歳ですか?

そう、○○歳。よく若く見られるんだよ。(悪びれた様子なし)
実は私はこのころ同い年の同世代の男性を探していました。この男性は私と同学年の嘘の年齢をプロフィール欄に記入していたのです。実際は4歳年上でした。悪びれる様子もない男性を見てさーーーーっと引いていくのが分かりました。こんなちっちゃな嘘ついて。小さな嘘をつく人はこの先もそうやって嘘を積み重ねていくに違いありません。終わりました。
婚活パーティー体験談④ ーモテると勘違いしたのか?ー
集団の婚活パーティーに参加した時のこと。職業柄とても会話の弾んだ男性がいました。まあ見た目も良い。私は気に入ってしまって、そんな性格でもないのにその男性に猛アピールしました。
パーティーも中盤になり現時点で気になる人の番号をカードに書きます。カードには番号とアピール欄(自由記述)がありました。私は一番目にその男性の番号を書き、その後のフリータイムでまたお話ししたいとかなりアピールしました。
フリータイムの時間となり、その男性は最後に私のところへやってきました。問題はここからでした。

はい、お待ちかねでしょうが、やって来てあげましたよ!

お待ちかね…。そりゃ待ってたけど。やって来てあげたって…。
…。ないわ~。
あれだけまだかな~。とフリートーク中待っていましたが、一気に冷めてしまいました。そのあとはもう最初の勢いはどこ行ったんだというくらい会話が弾まず。結局最終の投票でもその男性の番号は書かず、マッチングもしませんでした。今思えばそんなに真剣でもなかったのかなと。同世代のおばさんにちょっと付き合ってくれただけなのかもしれません。




で、マッチングアプリに頼ってみた
まあ、上記のように婚活パーティーでは散々だったわけです。で私は当時少し注目され始めていたマッチングアプリに登録してみることにしたのです。もちろん真剣な出会いを希望していますので、登録するアプリも評判など検索しまくりました。そこで見つけたのが「Omiai」というアプリでした。
マッチングアプリ体験談① ー奥手にも程があるー
「Omiai」を始めてから同じ県内の男性とやり取りするようになりました。とても穏やかな方でまだ小さかった子供と初めて会う時も同伴しても一緒に遊んでくれるような男性でした。
ただ仕事がとても激務、単身赴任もあるようなお仕事とのことでなかなか会えない日々が続きました。
とてもシャイな男性で会えば恥ずかしいのか顔が真っ赤だし、自分からデートに誘ってくれることが少なく、いつも私がお仕事も踏まえてお誘いしている状況でした。誘われればデートには来てくれる感じでした。
LINEで連絡してもなかなか返ってこず。とうとう業を煮やして私もわざわざ自分から連絡するのがめんどくさくなってしまいました。その後は自然消滅。で終わりました。
マッチングアプリ体験談② ー元カノが忘れられないー
次に出会ったのも優しそうな高身長男性でした(ちょっとオタクっぽかった)。物腰も柔らかですが、会話のなかで元カノとの日々をかなり引きずっているようでした。
あまりにも元カノの話をするので、ならなんでマッチングアプリをやってるんだ??と思いつついましたが、結局最後はなんと私が一方的にLINEで振られるというよく訳のわからない結果となりました。
傷が癒えぬまま、マッチングアプリを始めてはなりません。他の人も傷つけます。
マッチングアプリは真剣な人がそれなりに多かった
「Omiai」を選んだから良かったのかもしれませんが、婚活パーティーよりマッチングアプリのほうが私はいい人と(人間的にね)出会えたような気がします。「Omiai」は男性だけでなく女性も課金するので、男女共に出会いに真剣な人が多いです。
もちろんヤリ目などよからぬことで登録している一部の男性もいるでしょう。でもそんな男性はすぐ見抜けます。大抵通報されていなくなります。
結局どちらにしろ上手くいかなかったが…
結局婚活パーティーもマッチングアプリもうまくいかず、その後はどーでもよくなり仕事に邁進することになりました。
どーでもなりかけた時に再び婚活欲が出てくることがあり、今の彼と再度活動をかなりゆる~く始めて1か月で出会いました。
その後はかなりのスピードであれよあれよとお付き合いまで進み怒涛のようでした。なんだか以前の活動もそこまで真剣にならずにもっと気を抜いて行えばよかったと当時を振り返って思います。
今回は私がはるか昔に出会いを求めまくっていた時の体験談をお話ししました。参考となることがあれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。



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